公立中学校の人狼の戦略とその考察
人狼ゲーム
1日に1人市民を殺せる”人狼”が市民を全員殺害した時が人狼陣営の勝利条件であり、1日1回の多数決での人狼の追放が市民陣営の勝利条件であるゲームである。
市民陣営にはそれぞれ役職がある。
- 市民(能力なし)
- 占い師(生存者の役職を確認できる)
- 騎士(自分以外の1人を人狼から守ることができる)
公立中学校の人狼の基本ルールと戦術
基本的に5~6人でプレイする。
また、狂人は存在しない。(複雑化すると喧嘩するため)
役職は
占い師1人
騎士1人
人狼1人
残りは市民
である
市民陣営の基本戦術は
である。
もし仮に市民陣営の役職持ちがCOしなかった場合、その時点でリアルの学校生活から吊られてしまうため上記の行動以外ができない。
人狼陣営の戦略は
- 1ターン目に騎士を喰う
- 2ターン目に占い師を喰う
以上である。
人狼が占い師や騎士を騙ることはない。
なぜなら彼らは論理ではなく、直感で人狼ゲームをしているからである。
人狼が占い師をCOしたところで声がでけえ奴が勝つため、大概人狼が吊られる。
また、1ターン目に騎士を喰わないパターンは想定していない。
なぜなら彼らは論理ではなく、慣習で人狼ゲームをしているからである。
なお、初夜での占いは可能である
プレイヤーが5人かつ初夜占いで騎士を引かなかった場合の1ターン目時点での全体の動きは
人狼→騎士を喰う
占い師→1/3の確率で人狼を当てたら終わり
外したとしても
投票→占い師・白市民を抜いた1/2で人狼を当てたら終わり
残っているのが
①占い師②白が確定した市民③人狼
のみである
よってこの時点で人狼の負け確定である
初夜占いで騎士を引いた場合
人狼→騎士を喰う
投票→1/3を当てたら終わり
占い師→1/2で人狼を当てたら終わり
外したとしても
残ったのが
①占い師②白確定③黒確定
のみである
よってこの時点で人狼の負け確定である。
ここでは省略するが6人の場合も同様で負けが確定している。
発展
偏差値50台の都立高校には主に公立中学校出身者が進学するため、この戦略が継承される場合がある。少なくとも私が進学した高校ではこの戦略が蔓延っていた。
更には人望で人狼ゲームをする者が現れるため、完全な運ゲーに持っていかれる可能性もある。
まとめ
お察しの通りクソゲーである。
しかし、部活帰りや学校行事の打ち上げ、修学旅行の夜でする人狼は言うまでもなく青春の1ページの”神ゲー”である。もう私たちはその神ゲーをプレイすることはできないのだ。
共著者
私の友人である
とてもかっこいい曲を出しているのでコメント欄に次回作の催促をしてほしい